吉本隆明が渋谷陽一に言った言葉
「文学作品の芸術的な価値はどのくらいあるかみたいな
その価値論の概念は経済学からきているということなの。
要するに貨幣なんですよ。
貨幣のふるまい方っていうのは言語のふるまい方と似てるわけで。
しかもソシュールの文体の価値論っていうものの
もとになってるのは、近代経済学ですよね。
(中略)
僕はマルクスの『資本論』の貨幣価値論をもとにして
やってやろうじゃないか、って思ったわけです」
(SIGHT26号より)
何を切り口にしても同じだと思うが
もし価値について語りたいと思うのであれば
やはり資本論は外せない、とは思う。
個々の言語の価値を定めているのは
あくまでも経済力およびそれに伴う権力である
(ここで権力を外すとおかしなことになる)
資源ナショナリズム、という言葉が最もしっくりくる
あああ早くソシュール読みたいのにー