鉄は熱いうちに打とう

ものの流れは不思議なもので、バケモノの子見てきました。


先に書いとくと細田守詳しくない。おおかみこどもとサマーウォーズ時かけしかみてない。サマーウォーズ時かけ>>>>>>>>>おおかみこどもなんですが、時かけと同じくらいかなぁと。時かけとは少しジャンルが違う感じがするのでなんとも。

まずやはりさすがの描写力で、渋谷は今も昔も正確に描かれている。どんなファンタジーが表れても不自然でない程度の実写感と言えばいいかな。

一番よかったのは画面の勢い。個人的には映画ならではの感じは画面の迫力だと思うんだが、そういう意味ではすごくよかった。熊徹と猪王山の闘いとかは特にとっても迫力がある。渋天街市場の描写とかはアジアの雑多とした市場の感じで、どこかわからないどこかとして見いってしまう。

ただ、話の重要な転換点の唐突感が否めない。楓との出会い、一郎彦の変化、熊徹との再会経緯などなど。またなんかこの話にした必然性がよくわからない。サマーウォーズとか時かけとかはわかるんだけどねぇ…

一緒に見た人から、細田守=ケモナー説が出てきたが、確かにその通りな気がする。