ジダンの頭突き話

直感的にこれやばい、と思って相当調べた。わざわざ読唇術の人を雇って調べたらしい英国紙ガーディアンも調べましたよ!(笑)

まず、どうして気になったのかを述べたい。
一般的な感覚からして、よっぽどのこと言われないとEl Copa del Mundo=ワールドカップで頭突きとかしないだろう。いくらジダンの頭突きが有名で、過去に何度か頭突き退場があったとしても、だ。
そもそも、ヨーロッパのサッカー人気は、日本のサッカー人気と比べるとものすごい。留学時代に、外国人であった私が始めに言われたことは
外国で活躍している日本人サッカー選手の話でした(私はこういう話に最も疎いので言われてもわからないというみっともない状況だった)。バルサとレアルが対決する日にはみんな外出しないよう努力していました。よく日本のメディアでは、ヨーロッパの大都市でサッカーに関する暴動がすぐ起きるということが報道されていますが、たぶん本当だと思います。

余談ですが、アトレティコビルバオの試合会場の前をバス(電車?)で通過したことがあります。Eusko Trenという路面電車みたいなのなんだけど、人が日本の山手線以上にぎゅうぎゅうに乗っていて、スタジアム前で一斉にみんな降りてました。そう、みんなサッカー見にきてたんです。
しかもスペインではチームの数がハンパないです。詳しいことは忘れましたが一県に3つくらいはプロのチームがあります。仏蘭西でも人気の感じは似たようなもんだと思います。

そういう背景を考えると、サッカーというのは他のスポーツと比較して、特権的なスポーツであるのです。だから、ジダンが背負っていた責任はかなり大きいと思います。あとはどこでも言われていることだけれど、引退宣言をしてたとか、結晶だったとか、いろいろありますね。とにかくあの試合が相当重要だったということは誰にでもわかるでしょう。だから、退場くらうほどの頭突きを誘引した悪口って一体なんだ?!と思いました。


ここで私の頭に即浮かんだのは、移民関係の悪口でした。そもそも、私は移民問題のゼミに所属しています。その先生は残念ながら先日なくなりましたが、彼は特にフランスの移民問題に注目していました。

あー最初の方だけで結構時間食っちゃった

何が言いたかったか単純にまとめると

移民問題の香りを報道より先に感じとった

ということです